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羽広の獅子舞

羽広の獅子舞の開催日程や開催場所、
アクセスと駐車場情報、混雑状況と
みどころ等についてまとめています。

ぜひ、ごらんください!

 

開催日程

2019年1月13日(日) ※毎年1月15日に一番近い日曜日となります。

 

開催場所

長野県伊那市羽広地区及び仲仙寺

 

アクセス

車:中央自動車道 伊那ICから 5分
電車:JR飯田線伊那北駅からタクシーで15分

 

駐車場はある?

普通車70台 大型車7台の駐車場有

 

混雑状況

毎年、近隣の小学生やその親御さんが
集まるイベントですので、それなりに混雑します。

 

みどころ

長野県伊那市の羽広地区で、
約400年の歴史を持つ羽広の獅子舞は、
1月15日に近い日曜日に行われます。

 

朝早くから仲仙寺にて雄獅子、雌獅子の
二頭で舞い合わせをし、家内安全・五穀豊穣を祈ります。

 

これは、いわば、羽広地区に古くから
伝わる小正月の伝統行事なのです。


口を閉じている雄獅子と、口を開いている雌獅子の
2頭による舞い合わせが最大の特色で、
雄・雌の獅子が一緒に舞う獅子舞は全国でも稀有のものと云われています。


また、舞方、囃方とも雄・雌で異なり、
それぞれ別のお囃子に合わせて舞う独特のものです。
雄は勇壮活発に、雌は優しく静粛に舞うとされています。


舞は、まず双方で四方の天地を押し開く「肇国の舞」にはじまり、
悪魔を打ち払う「剣の舞」、御幣と錫杖で豊作を祈る「豊穣の舞」、
御幣を持って子孫繁栄を祈る「子宝の舞」と続き、

 

最後に獅子頭を持って口を開け閉めさせる「悪魔払いの舞」の
5つから構成されています。

 

この5つの舞を総称して「阿吽の舞」と呼びます。


この羽広の獅子舞の縁起についてはいくつかの説があります。


よく言い伝えられているのは、今から約400年の昔、
慶長年間、当時の飯田城主であった小笠原兵部太輔秀政は、


戦国の乱世の時代に織田信長の兵火に遭い、
衰える一方となっていた羽広仲仙寺を再建しました。

 

そして、その祝いに観音堂伊勢神宮
「大内神楽の獅子舞」を舞わせたのが羽広の
獅子舞の始まりであるとされています。


この羽広の獅子舞は当日、午前6時頃に羽広公民館に集合し、
羽広神社、道祖神に「悪魔払いの舞を奉納しながら仲仙寺へ移動。

 

午前7時頃、仲仙寺客殿にて雄・雌2頭の
舞合わせによる「阿吽の舞」を披露します。

 

その後、雄・雌二手に分かれ、それぞれ20軒ほど
区内の家を廻り「五穀豊穣」「家内安全」などの
願いを込めた舞を披露するのです。


羽広の獅子舞は、2頭の獅子が一緒に舞うという
全国的にも珍しい獅子舞なのですが、
それぞれ別のお囃子に合わせて舞い、羽広地区の南の地区は雄獅子、
北の地区は雌獅子が舞うというのも毎年決まっているのです。

 

この舞なのですが、別々の舞なのになぜか
息が合っているのもすごいところです。


舞は、まず双方で四方の天地を押し開く
「肇国の舞」にはじまり、悪魔を打ち払う「剣の舞」、


御幣と錫杖で豊作を祈る「豊穣の舞」、
御幣を持って子孫繁栄を祈る「子宝の舞」と続き、


最後に獅子頭を持って口を開け閉めさせる
「悪魔払いの舞」の5つから構成されています。


この5つの舞を総称して「阿吽の舞」と呼ばれています。


この獅子舞ですが、20代の若い方もおり、
地区全体で、伝統を受け継いでいこうという意識もあるのです。


これからまた、100年、200年と続いていく、そんなイベントです。

 

 

まとめ

地域の伝統行事というと、どうしても
高齢化が進んでいるイメージがあり、
将来的には衰退していくと思います。

 

ですが、この羽広の獅子舞の場合、
良い感じに伝統が受け継がれているイベントです。