松明あかし【2018】開催日・スケジュールと場所・アクセス・シャトルバスと駐車場情報
「松明あかし」は420年の歴史があり、日本三大火祭りの一つと言われています。
この有名なお祭りを紹介します。
若者たちが長さ10m、重さ3トンの大松明を担ぎ、五老山へ向かいます。
到着後、大松明を皮切りに約30本の本松明に次々と点火、晩秋の夜空を焦がします。
ホームページ
→ http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/
開催日
2018年11月10日(土) 雨天決行
(前夜祭が9日に岩瀬八幡神社であります)
スケジュールと場所
(2017年参考・前夜祭含む)
11月9日(金)
・八幡山衍義(はちまんやまえんぎ)
18:00~19:00
岩瀬八幡神社
11月10日(土)
・ご当地イベント 11:00~
翠ケ丘公園芝生広場
ミニ松明や松明型LEDパネル作り体験、音楽ライブなどが行われます。
それだけではなく、飲食コーナーも多数出店しており、ご当地グルメを堪能することができます。
・おもてなしイベント 13:00~16:00
松明通り、須賀川信用金庫本店(駐車場)
戦国鍋や松明スープといった、ここでしか味わうことができないものがふるまわれたり、農産物の販売が行われたりします。
他にも、小松明製作コーナーが設けられたり、甲冑を着た武者との記念撮影をすることもできます。
小松明で、後に小松明行列に参加できます。
・大松明、姫松明披露 13:30~14:10
松明通り、吉田医院前
松明あかしには、約30本の松明が登場するのですが、大松明、姫松明、本松明という3つに大きく分かれています。
ここでは、直径約2m、高さ約10m、重さ約3tの大松明と、直径約1m、高さ約7m、重さ約1tの姫松明が披露されます。
・本松明行列出発 13:45~
松明通り、宮先町付近
総勢約400人の地元中学生たちが、高さ約6〜8m、直径約1mの本松明を約30本担ぎ、町内を練り歩きながら約1km先にある五老山山頂を目指します。
→ https://drive.google.com/file/d/1dwjV6nktlJbJoKiWZp5OI_yrc_5XRlvJ/view?usp=drivesdk
・大松明、姫松明行列出発 15:00~
松明通り、吉田医院前
大松明と姫松明は、一般応募で集まった男女約250人の担ぎ手によって運ばれ、大松明は男性(約150人)が、姫松明は女性(約100人)が担ぎます。
・キャンドルナイト 16:00~
翠ケ丘公園芝生広場、他
翠ヶ丘公園芝生広場に、1000個以上のLEDキャンドルが光り輝きます。
・御神火奉受式、献吟 16:45~17:00
須賀川城跡にある二階堂神社にて、松明に点火する火(御神火)が奉受されます。
・団体小松明行列出発 17:00~
妙見児童公園
小松明行列は、地元の人たちを中心として行われるもので、火の付いた小松明を持って妙見児童公園から五老山までを練り歩きます。
・一般参加、小松明行列 17:30~18:15
見晴橋駐車場
一般の方も参加することができる小松明行列です。
松明を持って歩くという経験は中々できることではありませんので、この機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?
・松明太鼓演奏 18:00~20:15
五老山特設ステージ
→ https://drive.google.com/file/d/1u6DtQ6cQh-HSKwAILLMyT58yeITk6Ze8/view?usp=drivesdk
・大松明点火 18:30
五老山
はじめに点火されるのは、大松明です。
大松明は、松明をもりたてる会の会員から選ばれた男性一人が点火するのですが、命綱をつけ、松明の頂上までは自力で登っていきます。
途中、針金で手足をかけることもありますが、かなりの体力を使うため、頂上までたどり着くまでに約10分ほどかかります。
無事に頂上へ着くと、松明の先に付いているロープを使って火種を下から引き上げ、その火を点火棒に移して大松明に点火します。
次に点火する松明は、姫松明です。
姫松明は女性が点火作業を行いますので、ハシゴを使って頂上まで登り、大松明と同じ流れで進めていきます。
・武者仕掛松明点火 19:15
五老山
約30本の松明が燃えている途中で、馬に乗った武者の形をした武者仕掛松明にも点火が行われます。
・城仕掛松明点火 19:30
五老山
最後に点火されるのは、須賀川城の形をした城仕掛松明です。
全ての松明が燃え尽きると、松明あかしは幕を閉じます。
→ https://drive.google.com/file/d/1kqAmcFrUes_BDImXOeC1wvNVknYdDCJB/view?usp=drivesdk
混雑状況
約15万人の来場者があります。
特に、屋台周辺は非常に混みます。
松明を運んでいる時の沿道は、身動きが取れない程混雑はしません。
運んでいる時も、迫力があり見応え充分ですので、ぜひ運んでいる間も見ながら、一緒に五老山に向かってほしいところです。
会場内でも、入り口から向かって左側は混雑しますが、右側は比較的広いスペースがあるため、混雑を避けたい人は入り口から右側に行くと、ゆったり見られるのでおすすめです。
アクセス
松明あかしは、翠ヶ丘公園内の五老山や松明通りが主な会場となります。
・車
東北自動車道→「須賀川IC」→国道118号線経由→翠ヶ丘公園
・電車
「郡山駅」(JR東北本線 黒磯行約10分)→
「須賀川駅」(シャトルバスまたは徒歩約15分)→翠ヶ丘公園
シャトルバス
お祭り当日は、須賀川駅、牡丹園駐車場、須賀川市文化センター前から会場まで有料のシャトルバスが運行されます。
運行時間は16:00~21:00までの間(10分間隔)
・「牡丹園駐車場」~松明あかし会場(東部環状線):片道170円
・「須賀川市文化センター前」~松明あかし会場(東部環状線):片道310円
駐車場(2017年参考)・(交通規制あり)
会場周辺には、無料の駐車場が設けられます(計約2000台)
ただし、周辺道路は大変混雑しますので、車で会場まで行こうと思っている方は、早めの行動を心がけるようにしましょう。
7つの無料駐車場をご紹介いたします。
・須賀川市役所 武道館(50台)
・JA夢みなみ本店(100台)
・須賀川市文化センター(100台)
・須賀川市役所(100台)
備考:13:00~21:30までの入庫の場合は、9時間無料ですが、それ以外の時間帯は有料になりますのでご注意ください。
・福島病院(280台)
・阿武隈小学校(545台)
・牡丹園(1000台・大型バスの駐車も可)
ここからは、有料駐車場の紹介です。
・(郡山駅)
〒963-8002 福島県郡山市駅前1丁目15−16 24時間
08:00-20:00 150円/30分
20:00-08:00 150円/60分
夜間のみ 1,000円
夜間時間内7時間以上12時間まで
パーキングタウンマギー(115台)
24時間以内1200円
・(須賀川駅)
みずほコインパーキング須賀川駅前(3台) 24時間 最大料金500円
センターパーキング(20台) 24時間
最大料金1000円
みどころ
18:30の点火からが一番のみどころです。
これらの灯りは鎮魂のためのものであり、松明を運ぶのに要する人数は約250人です。
ワッショイワッショイという掛け声はお神輿と同じですが、お神輿と違って巨大松明は担ぎ棒に固定されていないので、250人の息が合っていないと転がり落ちてしまいかねないのです。
本松明の立ち上げ作業はクレーンを使用するのですが、大松明と姫松明は、担ぎ手たちが自力で1本1本立てていきます。
約1時間かけて行い、無事にすべての松明が立ち上がると観客たちから大きな拍手が送られます。
この運ぶ、立てる行程は点火並みに迫力があるので一見の価値があります。
→ https://youtu.be/mv0pP5-SDY4
注意事項
松明あかしへ足を運ぶ際には、ナイロンなどの化学繊維の服装は着て行かないようにしてください。
なぜなら、松明たちが燃えている最中に、風向きによっては火の粉が飛んでくる可能性があるからです。
また、松明の近くであれば温かいのですが、少し離れた場所はとても寒いので、上着などを用意して寒さ対策も忘れないようにしましょう。
穴があいてもいい服装で参加して下さい。
まとめ
夜に行われる神事のため、泊まりがけで出かけるのがベストです。
松明の担ぎ手ですが、須賀川市民でなくても担ぎ手になれます。
せっかくですから見るだけではなく、参加したいですよね。
毎年9月下旬頃に須賀川市のホームページに応募要項が掲載されます。
ぜひチェックしてみてください。
参加すると記念品として木札と手ぬぐいがもらえます。
松明を運ぶ「松明通り」には、円谷英二監督生誕の地としてたくさんのウルトラヒーローや怪獣たちのモニュメント11体や、シルエットが描かれています。
夜はライトアップされて、とても綺麗です。探してみてください。
ぜひ足を運んで、そしてできれば実際に松明あかしの担ぎ手として参加してみてください。
小松明行列だけでも参加すると、晩秋の良い思い出になること間違いありません。
松明の灯りで癒されませんか?